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ドレスコードあれこれ オペラやクルーズ、行ってみたいけど服装は?



アメリカ独特のマナー&エチケットとしてチップに続くとも言えるのが、ドレスコード。
よく耳にはするけれど、実際その基準がよく分からない…という人は多いかもしれません。

そもそもドレスコードとは、パーティーやレストランでの服装規定のこと。
レストランやクルーズなどでは周囲の雰囲気を損なわないよう、参加者へ服装の規定が設けられています。

ニューヨーク旅行での予定訪問場所にドレスコードの記載がある場合は、要チェック。
かつてに比べると規定が緩くなってきているドレスコードではありますが、そうは言えども、れっきとしたマナーのひとつではあります。旅先で恥ずかしい思いをしないためにも、この機会にアメリカでの代表的なマナー&エチケットのひとつであるドレスコードをクリアしておきましょう。

代表的なドレスコード

※お店や場所によって、若干呼び方が異なることもあります


Casual: カジュアル

その名の通り、カジュアル(ラフ)な格好でOK。 基本的には「ご本人に任せます」というスタンスではあるが、あくまでも常識的な範囲で。
カジュアルとしているレストランでも、客層によってはビーチサンダルにランニング&短パン姿では浮いてしまうことも。。

Business Casual: ビジネスカジュアル

(こんな呼び方も→ カジュアル・エレガント、スマート・カジュアル、オフィス・カジュアル、ビジネス・アタイア)
仕事の格好そのままでOKというスタイル。

男性:襟付きのシャツ、ポロシャツ、カーゴパンツ、ウールパンツなどの長ズボン、革靴 ※ネクタイは必須ではないことが多いが、ジャケットはあった方が無難
女性:襟付きのブラウス、スカートかパンツ、ワンピース、ローヒールやパンプス など


Semi-Formal: セミフォーマル

ビジネスカジュアルとフォーマルの中間くらい。

男性:ブラックスーツもしくはダークスーツ(濃紺やグレーなど落ち着いた色合いのスーツ)、スーツに合うベストやネクタイ
女性:パンツ、もしくはスカートスーツ(膝上丈のスカートはNG)、カクテルドレス など ※昼間は露出を控えめに、夜は華やかに


Formal: フォーマル

(こんな呼び方も→ ブラックタイ、ホワイトタイ)
最も格式の高い服装。アメリカのアカデミー賞授賞式の様子をテレビで見たことがある方、あの会場にいる参加者たちの姿を想像してみてください。ずばり、あれがブラックタイのドレスコードです。

男性:タキシード(ブラックタイ)、燕尾服(ホワイトタイ)
女性:カクテルドレス、イブニングドレス(夜)





実際はどうなの? 場所別ドレスコード情報

レストラン → お店によって異なる

数が多いだけに、ドレスコードもカジュアルからフォーマルまで幅広いバリエーションあり。
見当がつかない場合は、直接レストランに確認するのが確実でしょう。ウェブサイトに記載されていることもあります。
また、ドレスコード要のレストランは、事前予約が必要なところが多いです。人気のレストランは数ヶ月先まで予約待ちのこともあるため、お目当てのレストランがあれば、事前に確認をお忘れなく。


オペラ → なし

初日や最終日はかっちりと正装をしてくる人もいますが、シーズンを通してカジュアルでも規則上の問題はありません。
ただ、オーケストラ席などの良い席はきちんとした服装をしている方が多いので、それなりの格好をしていくことをお勧めします。
せっかくの機会、華やかなオペラ会場の雰囲気に見合う服装を楽しんで気分を盛り上げるのもよいですね。


ミュージカル → なし

ニューヨーク観光の人気イベントのひとつなので旅行者が多く、カジュアルな装いの観客がほとんどです。
とはいえ、ドレスアップしてくる人もそれなりにいますし、劇場との一体感を楽しむためにおしゃれをしていって損はないはず。
短パン&ビーチサンダルでも断られることはありませんが、劇場内は冷えていることが多い(冷房がききすぎている!)ため、何か1枚羽織るものを持参するとよいでしょう。


バレエやコンサート、ライブなど → なし

ミュージカルやオペラ同様、おしゃれをして会場の雰囲気も楽しむのは大いにあり。


クラブ → あり(場所によって異なる)

レストランや観劇などではきっちりとした線引きのないドレスコードですが、割と明確に設けられていることが多いのが、このクラブ。ニューヨークには様々なジャンルのクラブがありますが、そのお店やイベントのコンセプトにあわせたドレスコードがあり、大きく外れている場合は入り口で断られることも。
また、ドレスコード自体も独特で、日本のクラブの感覚とはちょっと異なるうえ、これまで挙げたようなアメリカの一般的な基準とも違います。
基本的にはハーフパンツやスニーカーなどファッショナブルではないものはNGというところが多く、服のタイプや素材、ブランドなどよりも、とにかくオシャレさ・センスの良さを重視します。
各クラブのウェブサイトにドレスコードの詳細が明記されていることもあるので、事前に行き先の情報を確認するとよいでしょう。

★服装の例:
男性:シャツ、ジーンズ以外のパンツに革靴などが一般的
女性:タイトでセクシーなワンピースでお洒落していく人が多い


クルーズ → コースによって異なる

様々なコースがありますが、基本的には昼のランチクルーズはカジュアルでOK、夜のディナークルーズはビジネスカジュアル程度が無難です。
乗船時にドレスコードチェックを行なっていることもあり、場合によっては乗船を断られてしまうケースも起こっています。
また、甲板は風が強くかなり寒いことも多いですので、防寒もお忘れなく!

★服装の例: 男性女性共にビジネスカジュアル程度が望ましい



子供は?

日本との常識の違いに戸惑うことが多いのがこれです。アメリカでは、子供にもドレスコードが求められます。また、ミュージカルなど入場に年齢制限を設けている場合もアリ。レストランは年齢制限はほとんどありませんが、ビジネスカジュアル以上の高級店には小さい子供は連れて行かない方が無難です。



ご注意ください

夜のイベントで華やか・露出の多い服装でお出かけする場合は、行き帰りはタクシーを利用するなど安全面に配慮しましょう
劇場やクラブの帰りなど、マンハッタン内の夜の移動なら
片道トランスファーが安心・便利です


現地調達もひとつの手

ドレスコードと聞くと構えてしまうかもしれませんが、フォーマルな装いで楽しむということは、それに見合ったサービスを受けるということでもあります。
ニューヨーク旅行の際、フォーマルなレストランに行く予定はないという人でも、男性はジャケットや襟付きのシャツ、女性はエレガントなワンピースを持っていくといいかもしれません。
または、あえて現地で調達するのもひとつの手。日本では見かけないデザインや色使いのものが見つかるかも!?
ニューヨーク滞在がより華やかに、そして帰ってからの思い出も増えるはず!
SOHOにあるBloomingdale's Outlet、ロアーマンハッタンにある
Century 21など、ブランド品を安く入手できるお店もオススメです
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